「強い」会社は、どこが違うか@
2005-11-21


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「強い」会社は、どこが違うか―勝ち続ける企業の“シンプルな法則”

原著者:Laurence Haughton(ローレンス ホートン)
翻訳:高橋 則明

まだ、読んでる途中なんだけど、最近多く見かけるようになった「実行(Execution)」を唄った本だと思う。CAVE(Citizens Against Virtuary Everything)族に勝つという章に面白い話が書いてあった。


一匹のサソリが向こう岸に渡る方法を考えながら、川のほとりを歩いていました。すると、川を泳いで渡ろうとしているキツネに出会いました。サソリはキツネに出会いました。サソリはキツネに、背中に乗せてもらえないかと頼みました。

キツネは言いました。「いやだね−あんたを背中に乗せたら、きっと刺すだろう。そしたら俺は溺れてしまう」

サソリはだいじょうぶだといいました。「そんなことをしたら、僕も溺れるよ」

そこで、キツネは承諾して、サソリを背中に乗せて、川を泳ぎはじめました。でも、川のなかほどまで来たところで、サソリはキツネを刺したのです。チクッという痛みを感じ、毒が効きはじめてきて、キツネは振り返ってサソリに言いました。「どうして刺したんだ?あんただって溺れるのに」

「どうしようもなかったんだよ」とサソリが言いました。

「これが僕の本性なんだ」


人は永遠に本性というのか、煩悩というのか、なかなかそういったものから開放はされないのだろう。まぁ、消し去ったらもはや人ではないのかも。
[本]

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