ザ・ミッドナイトサスペンス
2006-07-21


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メトロニミッツ No.45(7月20日発行)に面白そうな記事が。

「ザ・ミッドナイトサスペンス」という演劇!?(体験型イベント)。

「ザ・ミッドナイトサスペンスとは」(公式HPより)
観る者と演じる者とのボーダーが消滅した時、
       サスペンス劇は現実のミステリーへと変わる
ザ・ミッドナイトサスペンスは、ホテル館内すべてをステージにして、
ホテルで起こった殺人事件の謎を解明していく体験型イベントです。
参加者の中に紛れ込んだ俳優が演じる犯人と容疑者を、あなた自身が捜査するのです。
いつのまにか、あなた自身が重要容疑者にされてしまうかもしれません。
あなたは事件現場を実際に検証し、容疑者、殺人の動機、トリックの解明・・・
と捜査を進めていきます。
情報収集をしているうちに、おぼろげながら犯人像が浮かび上がってきます。
ただし、そう簡単には解りません。紛れ込んでいる犯人もなかなかのツワモノですから・・・。
推理に熱中するにつれ、いつしかあなた自身がサスペンスドラマの登場人物になっていることに気づくでしょう。
なぜなら、事件はあなたの目の前で実際に起こるのですから・・・

果たしてあなたは真犯人を暴くことができるでしょうか?

自分が舞台の中に入り、そのストーリーに入り、それで舞台が完成していくというのはすごく面白い試みだと思う。伝えたいものは、それが伝わり、創る側と観る側とのコミュニケーションで最終的に完成するものなんだと思う。



こんなものも見つけた。8月〜開催されるワークショップ形式の展示会。
『Dialog in the Dark 2006 TOKYO』
通常人は5感を駆使して(たぶんそれほど意識はしていないんだろうけど)いろんな者を感じている。そのひとつを敢えてなくした状況でのコミュニケーションを感じることができるのだろう。
人の閃きや創造的なものは、第6感的なもので生まれてくるような気がしている。でも、それは当たり前の価値観を失くした状況で特にその感覚が生まれてくるような気がしている。
そんな特別な環境を体験できる貴重なイベントなのかな。



ついでにもう一つ気になるというか、面白いな〜と思っているのが、ルネ・ポレシュというドイツの演出家。NHKの番組で紹介されているのを観てすごく惹かれた。
『皆に伝えよ!ソイレント・グリーンは人肉だと』(2006/3/29〜4/16)

新しい演劇の世界なんだろう。「ストーリーがない。」この発想の転換と、それを作りあげる監督・演者のパワーはひしひしと生で観ている観客に伝わったんだろうな〜と画面越しではあるけど感動した。
《参考》
TOKYO HEADLINE web
日本におけるドイツ
i-morley
君な五番目の季節
[演劇]

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